大日本帝國軍の愛と友情の日々

逓信省の検閲済でありますが、男色趣味満載ですので、苦手な方は華麗なターンでご退却下さい!所謂BL小説サイトです。右側に注意書きがございます。必ずご一読ください

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  変わらぬ青空のしたで・第捌拾陸話

 寝台のうえで精一杯の抵抗をみせて丸まっている栗鼠は、狼の牙と爪に追い立てられ、逃げ場がなくなってゆき、とうとう観念してそのからだを晒した。

 さんざん羞恥にまみれたことばを囁かれ続け、隙をついて再び臀を弄りまわされ、和胤の一物を受け入れたあとで、菊座の奥は蕩けるような具合になっており、指を挿し入れられただけで、ひくひくと貪欲に疼く。

 「あ…ァ、嫌…」

 仰向けのまま、脚を開かれたかっこうで恥態を晒しているのに耐えられない。幼子のようにいやいやとからだを揺すって、腕を突っ張る。そのしぐさが、身を固める軍服の厳しさにまったくそぐわぬのに、またそそられるものがある。

 「嫌でも、やめませんよ…。まだ足りません」

 和胤の胸を押し返す手をとられ、片手で簡単にひとまとめに掴まれてしまう。あたまのうえに押し付けられたかとおもうと、手拭いで縛りあげられる。

 「抵抗せるなら黙っちょらんと、言うたはずです。…しかし、こうして縛られちょる惟之さんも、ええですのう」

 えげつない行為を平然としてのける癖に、やおら相好を崩して、惟之をぎゅっ、と抱きしめる。戦慄さえおぼえていただけに、これには困惑させられてしまう。

 「な、なんじゃ、おぬしちゅうやつは…。これを解かんか、これではまるで強姦されるも同じじゃ」

 「だめです、そのつもりで縛ったんですけぇ。惟之さんはおれの言うことを諾いて、身を委ねちょりゃええんです」

 「くぅ…」

 抱きしめたついでに、下半身を絡みあわせる。猛っている一物を惟之の一物へ押し当て、ねっとりとした腰のうごきに合わせて擦りあげてゆく。

 服従めくことを強いてはいるが、惟之に苦痛は一切与えていない。ただし、死にたくなりそうなほどの羞恥と、からだが蕩けるほどの快楽との狭間に突き落とすことは躊躇わず、理性も何もかも奪い去るための手段も選ばない。

 和胤はずっと、じぶんの前でだけはもっと素直に曝け出してほしいと惟之に対して思ってきた。そういった思惑と、蓄積していた欲望とが混ざり合っている結果が、これである。

 「これから夜ごと、こうして可愛ええ惟之さんを堪能せる、ちゅうわけにはゆきませんかのう?」

 “兜合わせ”を味わったあと、再び惟之の後孔へ一物を沈めてゆき、蕩けた内壁を掻き回しつつ、強請るも同然に訊く。既にここまで暴かれ、いいように扱われておいて、今更拒否しても説得力のかけらもない。焦らすように腰を緩慢に動かされ、惟之は切なく声をあげた。

 「あぁ…、もう、好きにせぇ…」

 「まだ素直じゃーないですの…少なくとも、抱いてくれ、くらい言うてくれてもええでしょう」

 「そがいなこと言えるかァ…、馬鹿ァ」

 これは本当に、時間をかけてじっくりこの強情を溶かしてゆかねばなるまい、と和胤はひそかに溜め息をつく。もともと忍耐強い性質であるうえ、惟之に関するとあらば、どんなことも厭わない。

 羞恥に悶える様も、素直になれずに葛藤しつつ快楽に応える様も、和胤の心を疼かせて止まない。だが、そこにどこか引っ掛かるものがある。まだ本心を晒してくれていないような気がしてならない。だから今日、思い切って行動に踏み切ったのだ。


 と、このように和胤が密かな企みを抱いて、毎晩のように求めてくる真意を、惟之はうすうす感じはじめる。

 しかし、生来の負けず嫌いと、和胤に対する妙な意地はなかなか退かせられない。それでも、和胤の偽りのない愛情に包まれていることは疑いもしていない。それに心から応えていない自身を後ろめたくおもう。

 その惟之の強情に痺れを切らせることも、和胤も欲望が絡むだけに、間々ある。そういうとき惟之は、多少強引に押し倒され、襲われるも同然の行為となることもある。

 いつかこの面倒な心を、和胤に溶かしてもらえたなら、と、こればかりは他力本願を良しとしない惟之の、唯一握られている弱み、そしてかれだけに委ねている心の芯ともいえる。
→【6章・1話】 →目次へ戻る

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| 変わらぬ青空のしたで・81―90話 | 17:06 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2009/10/05 20:35 | |















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