大日本帝國軍の愛と友情の日々

逓信省の検閲済でありますが、男色趣味満載ですので、苦手な方は華麗なターンでご退却下さい!所謂BL小説サイトです。右側に注意書きがございます。必ずご一読ください

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  綿津見の波の色は・第参拾弐話

 抱いてくれ、と強請った嵩利はしかし、寝具のうえでいつものようにおとなしくしてはいなかった。

 鷲頭に抱きついて離れぬ嵩利を、腰をおとして胡坐をかいた腿へ座らせる。そうしてかれの身から、纏った着物を取り去ってゆく。

 その手を拒みはしなかったけれども、じっと鷲頭の眼を覗き込みながら、胸に指を這わせて纏う羽織の紐まで辿る。指さきに紐を絡めてゆっくりと引いて解き、躊躇のない仕草で腰へ腕を回すと、帯を解いてゆく。

 「今日は…、ぼくからしても、いいでしょう?」

 既に嵩利は、身につけている物をあらかた解かれていたが、着崩れたその姿のまま、蕩けるような声で強請る。だが、返答は待たない。隅々まで鷲頭に触れたい、かれを愛していると行為で告げたい、それが嵩利の望みだった。

 強く襟を掴んで、鷲頭を寝具のうえへ押し倒してしまう。かれの腰へ跨るなり、ぴたりと体を重ねる。乱した襟をはだけながら、胸元へくちづけ、指さきで愛撫を施す。

 叩き込まれた“教育”の成果が、ここで花開いてゆく。

 可憐ともいえる唇が肌に触れるも、その奥で動く舌は裏腹に貪欲であった。嵩利は無心に鷲頭のからだを愛撫し続け、室内には衣擦れの音のほかに、ふたりの吐息と、時折擦れるような声で鷲頭が艶めいた呻きを漏らすようになり、確実に互いの熱が高まる。

 あらゆる手を尽くす嵩利の行為は、“教育”の蓄積によって、鷲頭を煽りたてるに十分なものに変わっていた。

 「春美さん、あぁ…」

 四半刻はその行為が続き、嵩利の引き締まった臀のしたで、熱を持ちはじめた鷲頭の一物が、かたちを成してその存在を訴える。ここまで熱を昂じさせられても、鷲頭は成すがままにされている。着ていたものは全て暴かれ、肌はあまさず指と舌とで煽られて、火照っている。普段は慎ましやかな嵩利の唇が、濡れて妖しい光を帯び、ふたたび胸の隆起をなぞってゆく。

 唇が滴るような音をたてて乳頭を含み、吸い上げる。膨らんだそれを舌と歯とに挟みこんで、やわやわと甘く噛まれれば、快感は否応なしに刺激される。

 「ん…ッ」

 羞恥は如何ともし難い。その瞬間息をとめ、喘ぎを押し殺しても、からだは応える。ぴくん、と胸筋が跳ね、その反応だけで嵩利には充分であった。鷲頭のからだをひとつひとつ、余さず漏らさずに検べ尽くしてゆくつもりでいる。

 指ひとつ触れられていないのに、嵩利のもちものはすっかり勃ちあがっている。鷲頭へ愛撫を施しているあいだ、興奮をおさえきれなかった。自身の下腹部へ突き当たりそうになっているそれを、引き締まった鷲頭の腹筋との間に挟み、二、三度揉みこむ。じわりと先走りが零れて、互いの肌を僅かに濡らす。そうしながら、嵩利は臀が疼くのを感じていた。きゅうっと蕾が収縮し、続いて体内が蠕動する。

 「いつも、して貰っているけど、春美さんのようには、巧くできない…きっと…」

 するりと、嵩利のしなやかな身が滑りおり、解いた六尺を丁寧に外す。くっきりと雁首の際立つ鷲頭のもちものが、かなりの熱と重さを加えてそこに在り、嵩利の両掌に包みこまれる。

 「いや…。私をここまで煽っておいて、それはないな。謙遜が過ぎるのではないか?」

 ほんの少し、からかうようなものを滲ませて、嵩利を見上げる鷲頭の視線は、多分に艶を含んで笑んでいる。

 「もうっ、意地悪…じぶんを棚に上げるなんて。忘れたなんて言わせない。ぼくをこうさせたのは、春美さんです」

 ほんの一瞬、呆れたように見開かれた瞳が、細められて甘く窘めるものに変わる。拗ねたように囁いた唇が、そっと鷲頭の雄へ触れて、まず雁首を食む。その感触に、鷲頭の情欲が擽られる。

 穿つように亀頭の割れ目を舌先でやわらかく抉り、そこから丹念に棹を根元までくちづけて、口腔へ導く。歯をたてぬよう、慣れぬ口淫ながら、焦らずに確実に鷲頭を追いつめてゆく。

 淫欲をかきたてる鈍い水音を嵩利の唇が奏でて、ふたりの耳を聾する。喉奥まで鷲頭の雄を咥えては、舌を遣って愛撫を繰り返す。

 「そろそろ、綻ばせねばならんな」

 鼓膜を震わせるほどの甘い声でそう言って促し、体の位置をずらせて二つ巴の体位に変えさせる。ひたり、と鷲頭の武骨な掌が、嵩利の臀をつつみ、そろりそろりと撫でてゆく。慣れた手つきで後孔へ指をあてがい、そこがひくついているのを確かめる。

 「っ…んぅ…」

 一物を咥えたまま、嵩利は悩ましく喉奥で呻く。ぞくぞくと臀から腰、背筋にまで震えがはしり、わずかにからだをくねらせる。体温でとろみのついた軟膏を纏わせた鷲頭の指が、嵩利の蕾を開いてゆく。

 「は…ッ、あ…、春美さ…ぁん」

 唇の端から、体液とも唾液ともつかぬ雫をしたたらせながら、埋めていた股間から漸く顔をあげる。仰け反らせた喉は汗に濡れて、悩ましく喘ぐたびに艶かしい光を放つ。
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| 綿津見の波の色は・31―40話 | 00:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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